指導者向け解説:徳性のつよみとは

日本の子どもたちは、海外の子どもたちと比べ次のような課題を抱え、生きづらさを感じている子どもたちは少なくありません。

  • 自己肯定感の低さ ・レジリエンス(逆境や困難な状況を乗り越える力)を十分に発揮できないこと
  • 主体的に考えてコミュニケーションしたり、行動したりするよりも、相手に同調してしまうことなど

そうした課題を解決する一つの方法として、ポジティブ教育が注目されています。

日本の子どもたちの課題を解決するための第一歩として、自分の徳性のつよみを知ることから始めましょう。 そこで、徳性を以下の3つに分類しました。

  1. 自分自身の行動に関する徳性
  2. 対人関係の構築、社会との関わりに向けた行動につながる徳性
  3. 行動するための原動力となる徳性

3つの分類の中に、それぞれ5つの徳性に分類しました。

つよみの分類と徳性

自分の行動の核(かく)になっている徳性 誠実(せいじつ)さ
希望・楽観性
自分を大切に思う気持ち
ぶれない自分をもっている
好奇心(こうきしん)・向学心
対人関係を築き、社会との関わりに向けた行動につながる徳性 感謝
共感力
チームワーク
親切心
愛情
行動するための原動力となる徳性 創造(そうぞう)性
チャレンジ精神
困難(こんなん)を乗りこえる力
熱中・熱意
やりぬく力

人はだれでも生まれながらもっている徳性の強み(いいところ)があります。

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各質問にあなたの気持ちに一番近いものを選んでください。
徳性を知り、自信をもって、日常生活の中で徳性を活かした行動をとることから始めてみましょう。

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つよみチェッカー診断結果

上位3つの徳性の強みを表示します。 診断結果の解説画面をお読みください。

教員、指導者の方へ

目標は、子どもたちの肯定的な自己理解による自己受容を高め、行動変容、意識変容を促すことです。

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