親切心

「親切心」の強みとは

「親切心」の強みをもつ人は、心やさしく、思いやりの気持ちに満ちています。困（こま）っている人がいれば救いの手をさしのべたり、友だちのなやみを寄りそって聞いたり、喜んで人のためにつくしたりします。相手に親切にすることで、相手も心がなごみ、良い人間関係を築くことができます。
そして、人が親切にしているのを目の当たりにすると、自分も努力して人のために行動するようになります。「親切心」は、周りに広がるので、おたがいに助け合う社会をつくる力にもなります。

「親切心」の強みを活かすには

「親切心」の強みをもつ人は、相手が必要としていることを感じ取り、その人が幸せになるように考えて行動します。そのためには「共感力」や「チャレンジ精神（勇気）」という強みも活かすとよいでしょう。人の手助けをすることに幸せを感じ、手助けできたことにあなたが感謝の気持ちさえ感じることがあります。

「親切心」の強みのバランスをとろう

「親切心」の強みを使いすぎると、相手が成長する機会をうばうこともあります。「親切心」の強みを使う前に、相手の幸せにつながるかどうかを考えましょう。また、せっかく親切にしても、おせっかいと思われ、親切を受け入れてもらえないこともあるかもしれません。その時は、親切な行いをした自分を思いやりましょう。

タスクに取り組もう

• あなたが他の人に親切にしてもらったことを書き出してみましょう。どんな時にどんなことをしてもらい、うれしく感じましたか？
• 他の人に親切心を表すように、自分自身に思いやりのある言葉をかけてみましょう。あなたはどのような言葉をかけますか？