やりぬく力

「やりぬく力」の強みとは

「やりぬく力」とは、どんな困難(こんなん)に直面しても、めげずに根気強く最後までやりとげることです。「やりぬく力」の強みをもつ人は、自分が取り組んでいることを心から楽しみ、興味をもち続け、「昨日よりもうまくなりたい」「成長したい」と思いながら、努力を続けます。失敗してもくじけずに、また立ち上がります。そうした努力を積むと、スキルや能力を高めたり、他の徳性の強みをきたえたりするのに役立ちます。

「やりぬく力」の使い方

決めたことをやりぬくためには、短期的な目標と長期的な目標の両方をイメージしましょう。手をぬかずに、だれといっしょに取り組んだらよいのかを考え、取り組みやすい環境(かんきょう)をつくり、やりぬく意欲(いよく)を高めていきましょう。

「やりぬく力」のバランスをとるには

決めたことをやりぬくのに、意欲(いよく)がわいてこなかったりして、途中(とちゅう)で投げ出してしまうと、自分は無力だと感じ、絶望してしまいがちです。このような時には、「こんなこともあるさ」と楽観的に考え、「やりぬこうとした経験をもとに学びを深めるチャンス」と前向きにとらえるとよいでしょう。途中(とちゅう)であきらめたとしても、自分に対して寛容(かんよう)にとらえ、次のチャンスを活かしてやりぬくと、成長につながります。また、良い人間関係を続けることにも「やりぬく力」を活かすことができます。

タスクに取り組もう

  • 長い間続けていることは何がありますか?それが続いている理由は何だと思いますか?
  • 決めたことを途中(とちゅう)であきらめたことはありますか?自分のどの徳性の強みを活かしたら、やりぬくことができると思いますか?

診断トップにもどる