希望・楽観性

「希望・楽観性」の強みとは

「希望・楽観性」の強みをもつ人は、どんな困難（こんなん）なことが起こっても、将来（しょうらい）を前向きに考えます。とくに「希望・楽観性」と「熱中・熱意」は強い関係があります。希望は未来に対して、熱中・熱意は現在に対して楽観的になることができ、あたたかさや感謝の気持ちをわきたたせます。
また、物事を楽観的に考え、不安になったり、落ちこんだりすることが少ないという特徴（とくちょう）があります。

「希望・楽観性」の強みを活かすには…

希望を抱（いだ）くだけではなく、達成したい目標をたてたり、課題の解決策（さく）を考え、行動につなげたりします。いつも前向きに行動するので、他の人から認（みと）められ、あこがれの気持ちをもたれます。

「希望・楽観性」のバランスをとろう

希望を抱（いだ）いて描（えが）いた明るい未来が実現せずに、燃えつきてしまうようなことが起きると、失望したり、希望をもったことに怒（いか）りを感じたりしてしまうこともあります。未来の可能性に悲観的になってしまうこともあります。希望をもつだけ傷（きず）ついてしまうと考え、希望を持つことをやめてしまうこともあります。しかし、うまくいかないことがあるのは当たり前で、失敗から成長することができると信じて、あきらめずに自分の行動を信じましょう。希望や未来の目標を達成するまでの小さなステップを積み重ねて行動していきましょう。

タスクに取り組もう

• 1から2年後の短期的な達成目標、10年後の達成目標を書き出してみましょう。
• 自分がかかえている問題について考えてみましょう。希望や楽観性の強みを使って、小さな一歩を踏（ふ）み出すためにとれる行動を書いてみましょう。
• 不安や落ちこんでいる人がいたときに、希望の強みを使ってその人にどんなメッセージを伝えますか？具体的で現実的な希望を伝えて、相手がどんな行動をとれるのか一緒（いっしょ）に考えてみましょう。